るごろの営業日誌

となりんはたけの住民たち

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今年も梅活動を開始しました。
枝の伐採と木にひつこくへばりつく苔を落とします。
今までは手入れもろくにしてないのに、
毎年たくさん実をつけてくれる梅に感謝していましたが、
あんまり実をつけすぎると木が疲れてしまうという
農業関係の方の言葉に非常に反省、
うちの梅は疲労困憊状態だったのかと
今年はしっかりお手入れしてやらなくてはと
奮起して畑へやってきたのでした。

母と共に畑に着くと一面が妙にスッキリ。
母によると隣の畑の持ち主が亡くなって、跡を継いだ息子さんが
植わっていた渋柿の木を一斉に伐採してしまったとの事。
渋柿はお金にならないので、新たに栗の木を植えるらしい。
隣の畑がすっからかんの状態になって、その向こうの風景を
初めて眺めることができました。
するとその向こうにあるのは、煤こけた木箱が
同間隔にズラリと並んでいる風景でした。

あの箱は!
思い当たるものがあって、あたふた近づいてみると思った通り養蜂箱でした。
実際に見るのは初めてなので少々興奮気味に
前のめりで箱を見ているとみつばちがプ〜ンと数匹やってきて
私の動向を警戒しているようでした。
ごめんね、なんもせんよ、なんもせんけん写真だけ撮らせて。
そうかそうか、梅の花が咲くか咲かないかの時期に早々に蜜を吸いにきていたのも
うちの梅があんなに実をつけるのも、蜜蜂の住まいがこんなに近くに
あったせいだったのかと何だか感激してしまいました。
あー蜂さんありがとよー。
嬉しい気持ちでその後の梅活動も軽やかです。
枝バッサバッサー、苔ゴリゴリーです。

しばらくすると隣の畑の持ち主がやって来ました。
母とは幼なじみ。養蜂について聞いてもらうと
・隣町の人がやっていて土地を貸しているだけ。
・春にはれんげ畑になる。(つまりれんげの蜂蜜)
という事が分かりました。
今年は養蜂の一連の流れを見学できると言うことか。
れんげの花畑も見れるかな、こりゃ楽しみだ。
と、その前に花満開の梅林を見た事がないので、
今年は堪能したいと計画しています。
去年仕込んだ梅漬けも梅シロップも梅酒も良い具合に仕上がりつつあり、
色々と楽しみの多い梅活でございます。
今年もるごろの梅をご贔屓に〜

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2015-01-20 | Posted in るごろの営業日誌No Comments »